BAX(横浜のサキコ)です。
こんにちは。

先に、静岡へ行った際の
新幹線からのエントリーをしました。
本当に一言ですみませんでした。
ガラケーからだったもので
ようやく、その詳細です。
待ってくださった方々、お待たせしました。

昨年夏、わたしたち夫婦は
大切な友人を亡くしました。
「静岡のサキコ」さんです。
そのことは、前にブログにさせていただきましたね。
こちらの記事です。


亡くなってから半年後となりましたが
2018年2月3日に夫婦で静岡まで出向かせていただき、
お仏壇に手をあわせて、
旦那様のミキさんとたくさんお話しをしてきました。


ミキさんが静岡駅まで車で迎えに来て下さり、ご自宅に到着後、
まずは屋外、サキコさんの愛していた園芸スペースを拝見しました。


ああ、ここがあの「ネイチャー☆サキコ」のステージだったのね。
きっと、たのしく作業されていたんだろうな。
園芸好きが一人で管理するなら丁度良い感じのスペースでした。


はじめて来た場所だけれど、楽しく植物の手入れをしているサキコさんの姿が
見てとれるような感じがしました。暖かい日には、芝生の上でかわいい愛犬ちゃんが
ころころと弾むように遊んでいるのを、至福の表情でご覧になっていただろうとか。


ちょっと物悲しくなりかけたのをグッとこらえ、
ミキさんに残っている植物の管理方法を簡単にお教えしつつ
少しその場でお話しをさせていただき、おうちに入りました。
そしてお仏壇へのお供えや、ミキさんへのおみやげなどをお渡しし
和やかにお話しする会がはじまりました。


ミキさん、サキコさんとは、とあるアーティストさんのファンの集いで
先に私の夫が出会っていました。夫経由で、私はおふたりに出会えました。
サキコさんと出会ってまもまく、
おたがい不思議と共通点がたくさんあることがすぐにわかり
急速に仲が良くなっていきました。


名前が一緒というのは、たまにある話しだと思うけれど
好きな食べ物から、ペットのことから、職業のこととか、
趣味・趣向の内容もだいたい同じ。
あと初めて読んだ漫画があったのですが、その漫画を読み始めた日が一緒とか。
たまたま女性のバス運転手をみつけて素敵だなと思った日が一緒だったりとか。
お正月の期間に富士山を写真にとって
ブログに上げたら同じ日に富士山の写真撮ってたとか。
そんな細かい事までかなりの精度で一致するという不思議なご縁でした。
もう、しばらくたつと
まわりが驚いているにもかかわらず
私たちは当然のような事と受け止めていました。
だいたい同じことしてたりするよねーと。
デフォルトで一致するもんだと。
でも今こうして並べると、改めてすごいってわかる(笑)


この日にミキさんが、サキコさんのことを話してくれた内容のなかでも
またまた「おなじだ・・・!」と思う案件も複数、いや沢山ありました。
兄弟構成までも一緒でした。私は長女、サキコさんは末の妹という違いだけで
上から姉・弟・妹の3人兄弟だったそうです。
しかも、私の妹はサキコさんと誕生日が一緒です。そして同じようにポテト好きです。
私の妹の口から、「旅行行くとじゃがりこ食べたくなるよねー。」という発言を
きいたことがあります。この日のサキコさんのお仏壇には、じゃがりこが積み上げ
られていました。大好きだったんだって。
ちなみに、私の妹も昔「らんま」大好きだったよ、ミキさん。
アニオタじゃないんだけど、らんまともののけ姫だけは大好きな妹です。


そんな感じで、どうやら「家族ぐるみ」で奇妙な一致があったことがわかり
更に更に、深く愛おしいご縁を感じました。


こうして、亡き方の思い出を
生きている私たちで
こういう人だった、と
思いだして語り合うことが
とてもいい供養になるのよ、と
以前、親族からおそわったことがあります。
きっと、喜んでくれただろうと思います。


それに加えて
私たちでそのお方のことをずっと忘れずに
いつまでも心に思い出と面影をもっていることで
更に更に、よい場所へ浮かばれていくのではないかと思います。
私だったら、そうしてくれたら何より嬉しいから
彼女もきっとそうだと思いますよ。
だって、なんでも同じだったもん☆


あとですね。私たちは行く前より
遺されたミキさんのことをより一層大切に想うと誓っていました。


同世代なんです、ミキさんと私たち夫婦。
私たち夫婦は2つ違いなんですけど、
ミキさんはちょうどその間の御年齢。
そりゃ、話題も合いまくります(^_^)v


ですので、御無礼を承知の上で私だけは
なるべく敬語を外してお話しをさせていただきました。
勝手ながらもう、夫婦ともども親しいお友達のつもりです。
とくに私からみたら、あのサキコさんが大好きだった人だから
ふつーに良いお友達として仲良くなれるに決まってますよね。
だって、なんでも同じだったもん☆(2度目)


ミキさんには
同世代だし、私たちはすでに良いお友達同士だよということと
横浜に来たときはご連絡ちょうだいね、というようなことを
最後にお話ししました。
さみしくはさせないぞー。
横浜でどっか行きたいときはマジ誘えよ?(笑)



そんなこんなで
ありがたくもまた帰りに静岡駅まで車で送っていただき
帰路につきました。
帰りの新幹線の中で、私たちは
お墓に納骨がされたら、こんどはお墓参りに行こうと約束し合いました。
サキコさん、また会いにいくよー。


長々と綴ってしまいましたが
読んでくれてありがとうございました。
ミキさんと、これを読んでくれたあなたに
これから未来、幸せな人生がありますように。


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BAX(横浜のサキコ)